2017年日本の夏はダブル高気圧サンドイッチで超猛暑予報!
2017年日本の夏は 超 猛 暑 !
こんな予報が出ました。
猛暑ではなくて “超” がついています!
嫌ですね!
年々体が暑さについて行けなくなっています。
熱中症には気をつけなくっちゃ!
水分・塩分の補給、しっかり休息!
ゴルフも控えよう!
この動画は2016年夏の様子です。
2017年は2016年をはるかに超える“超猛暑”の予報。
これは大変です!
ところで、なぜ2017年夏は “超猛暑” になるんでしょうか?
また、うまく乗り切る防暑グッズは有るんでしょうか?
早速見てみましょう!
超猛暑予報の根拠は?
チベット高気圧が日本上空に到達!
超猛暑の根拠は “チベット高気圧” が関係していました!
この図は気象庁が発表した2016年8月の大気の流れを示しています。
2016年は中国大陸に「チベット高気圧」が張り出しています。
チベット高気圧・・・・春から夏にかけて、アジアからアフリカの対流圏上層に現れる高気圧。特に、100hPa(およそ高度15~16km)天気図で明瞭。 気象庁HPより
対流圏の上層部に位置し、偏西風に乗って西から東に移動します。
このチベット高気圧は上層帯から下降する時に空気が圧縮されて高温になるのが特徴です。
チベット高気圧の強弱はインド洋の海面温度に影響されます。
インド洋の海面温度が高いとチベット高気圧がパワーアップします。
ラニーニャ現象が起きるとインド洋の海面温度が高くなります。
2017年の夏は、チベット高気圧がパワーアップしそうです!
ラニーニャ現象でインド洋の海面温度が高くなる予報がでています。
ラニーニャ現象になると、高気圧がパワーアップすることに加え大気の流れもパワーアップします。
つまり、2016年はチベット高気圧が中国大陸止まりでしたが、2017年は西日本上空まで張り出してきそうです!
太平洋高気圧も西に張り出す予報!
太平洋高気圧はお馴染みです。
太平洋上の赤道付近で発生し、大気の流れによって東から西へ流れてます。
日本では夏にかけて発達した太平洋高気圧におおわれ高温になります。
今年の太平洋高気圧はどうでしょうか?
先程の気象庁発表の2016年度は、太平洋高気圧が日本の東に張り出していました。
ところが今年はラニーニャ現象の予想です。
ラニーニャ現象は太平洋上で東から西への大気の流れを強くします。
太平洋高気圧は西に流れます。
つまり、今年は強い太平洋高気圧が西日本上空まで張り出してきそうです!
2017年夏はチベット高気圧と太平洋高気圧のダブル高気圧!
2つの高気圧が上下に重なる状態が「ダブル高気圧」です。
TVでは「夏に羽毛布団を2枚重ねた状態」と表現していました。
この2つの高気圧はそれぞれ対流圏内での高度が違います。
太平洋高気圧は下層帯、チベット高気圧は上層帯に位置しています。
2017年夏は2つの高気圧が西日本上空で上下に重なる予報です。
まさに日本がサンドイッチ状態となります!
2017年夏は大変なことになりそうです!